4月24日に名古屋YWCAでYell主催の勉強会「学ぼう!医療と法律」を行いました。
法学部以外の学生、特に医療系の学生にも薬害肝炎事件を知ってもらおうということで、
関東地方で活動する医療系学生のサークルのI-cube(アイ・キューブ)と、
同じく関東地方で活動する薬学部学生のサークル「薬学生の集い」
のメンバーを講師としてお招きしました。
当日は、43名の参加者があり、会場は満席になりました。
弁護団から薬害肝炎事件の概要について説明した後、
東京訴訟に参加している学生である原告(原告番号8番さん)にお話をして頂きました。8番さんは、「若い人たちが薬害肝炎に関心をもってくれることが原告にとって何より心強い」と話されました。
次に「I-cube」のメンバーから、「学生として医療知識を学ぶだけでなく、社会に関心をもっていくことが必要だと考えている」とのお話がありました。
次に「薬学生の集い」のメンバーから、「集い」メンバーが薬害についても関心をもち、学習会を重ねているとの報告がありました。
次にYellから、これまで取り組んできた活動の紹介がされました。
そして、参加者が6つのグループに分かれて「薬害の原因は何か」「どうすれば薬害を防げるか」「自分たちにできることは何か」についてディスカッションしてもらいました。各グループから「国民の安全を考える立場の人たちの意識が低い」「安全よりも利益を優先する考えがある」「皆が関心をもつことが必要」などの考えが紹介されました。
これまでつながりがなかったこの地方の薬学生、医学生の参加がありました。これからのYellの活動が幅広いものになってゆくことを期待しています。
(支・竹内)