先日、薬害肝炎訴訟の原告である金田さんが、CBCラジオつボイノリオ氏の番組「聞けば、聞くほど」に、下記の文章を投稿されたところ、ほとんど全文を読まれ、さらに、つボイ氏本人から、ラジオを通して、リスナーの皆さんに向けて
・アメリカが、使用禁止にしても、日本はだらだら使い続けた、いけない事です。
・誰でも薬害になるかもしれない。他人事ではないです。
・この問題には、関心を持っています。
など話していただけました。
金田さん自身、とても嬉しかったそうです。
ラジオを聞いた人、さらには、もっと多くの人が、この薬害肝炎訴訟に関心を持ってくださるといいですよね。
記
つボイさん 小高さんおはようございます。薬害肝炎のキラキラ星です。
9月になり、秋の気配を感じるようになりました。
今年の夏もとても暑かったですね。
家はミニトマト栽培農家なので、7月、8月の暑さはとても体にこたえました。それでハウスでの農作業も朝5時半頃からせいぜい9時半頃までしか出来なくて、ラジオを聞くのも、少しお休みしていました。
これからは、また毎日「聞けば」を聞きながら、仕事します。
薬害の事を話します。
先日8月の24日に東京で、厚生労働省に対する交渉などを中心にして行われた、薬害根絶デーに行って来ました。
皆さんは「薬害根絶デー」を知っていますか?
1996年に薬害エイズ訴訟が和解した時に、厚生労働省が悲惨な薬害が再び起きることがないように努力することを誓い、1999年の8月24日に「薬害根絶の碑」を厚生労働省の敷地内に建てました。その8月24日が薬害根絶デーとなりました。
毎年エイズ、スモン、サリドマイド、肝炎などの薬害被害者と支援者の皆さんなどが大勢集まります。
今年新たに、肺癌の治療薬「イレッサ」により被害を受けた方々が被害者団体に加わりました。
厚生労働省は薬害を起こさない努力をすると誓ったはずなのに、また薬害が起きてしまった事をとても腹立たしく思います。
どうして薬害が起きるのだろう。薬を認可する時チェックはどうなっているのだろうと思います。
薬は、本来病気を治すためにあるはずです。しかし、安全でない薬を使われて、病気にさせられたのです。このことが、私はたまらなく悔しいです。
全国に先がけて、福岡地裁での薬害肝炎訴訟が、年末には結審する予定で、この裁判もいよいよ大詰めになります。国と製薬会社には、私が受けた被害の責任を認めてほしいし、このまま、うやむやにはして欲しくないので、裁判は絶対勝ちたいです。
そして、薬害問題を早く解決してほしいです。
2度と薬害が起きる事がない世の中になってほしいと切に願ってやみません。
追記…勝手なお願いですが、薬害肝炎名古屋訴訟のブログがあります。よろしかったら見てください。お願いします。失礼しました。
9月7日キラキラ星
(弁・棚瀬)