8月3日に行われた薬害肝炎名古屋訴訟第5回口頭弁論の報告集会で、原告の金田和子さんが、名古屋訴訟原告として
はじめて実名公表をしました。
実名公表の記者会見を終えた金田さんに、支える会・名古屋の西尾祥之さんが、応援メッセージを贈りました。
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支える会・名古屋の西尾祥之と申します。
実名公表された金田さんへ、応援のメッセージをお贈りさせて頂きます。
本日の実名公表には、大変な勇気と決断が伴ったことと思います。
実名公表の影響、その不安や心配について思いを巡らされたのではないでしょうか。
私たち、支える会の者が、金田さんに代わることは勿論できないですから、プレッシャーや悩みを代わりに持つことは、確かにできないかもしれません。
しかし、私たちにできることがあります。支えるという想いを胸に、世論という大きな波を生む強い風になることができます。また、この裁判、そして実名公表に対し心無い人からの偏見があれば、それを打ち破り、正す剣になることができます。
私たちにできることはたくさんあるはずです。
何も悪くなく、国に対して勇気をもって声を上げられたことに対して、拍手を贈られるべき原告の方が、ご自分の名前を公表することについて苦悩される...この現状さえもきっと変えていける、そう信じています。
私たち支える会・名古屋のメンバーは、本日、金田さんから頂いた勇気を、ずっとずっと大切に育んでいこうと思います。そして、その勇気をいっぱいに膨らませて、これから何倍にもしてお返しをしよう、そう思っています。
どうぞ、これからもお身体を大切に、そして一緒に進んで行きましょう。
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画像は支える会・名古屋の、原告を応援するメッセージキルト。(支・竹内)